(紹介)genre:Grayとは
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genre:Gray 利己的物体と奉仕的肉体によるグロテスク
現代の傀儡女とも称される黒谷都は国立ラボを拠点に、命なきモノに命の痕跡を見つけ、そのモノの生き還る束の間を重ねて「モノ語り」を創りだしています。
ここに集う者たちは、黒谷都(人形遣い/モノ語り作劇・演出家)が提案した「genre:Gray 利己的物体と奉仕的肉体によるグロテスク」を基流に、「遣い手と人形/モノ、それぞれの身体」が共に且つ多様に存在する視覚的表象行為を探りながら、それぞれ独自に活動しています。
近年は必要に応じて集団名に近い使い方もしていますが、もともと「genre:Gray 利己的物体と奉仕的肉体によるグロテスク」は、集団名(劇団名)ではなく、黒谷都による「遣い手」の流儀を表す言葉です。
国立ラボ
「国立ラボ(くにたちラボ)」はgenre:Grayの活動拠点。東京都国立市の片隅にある民家を改造した小さな稽古場です。
この場は「モノ語りが産まれる処」として開かれ、genre:Grayの遣り方を元に「遣い手と人形/モノ、それぞれの身体」の独自性を探る者たちが、稽古=基礎の鍛錬、実験と研鑽の繰り返し=に取り組む学び舎であり、機が熟せば発表の場ともなります。