活動年表

「genre:Gray 利己的物体と奉仕的肉体によるグロテスク」は、「人形演劇プロジェクト2000」WS以後明確に活動形態を変えた黒谷都の人形技の提案であり、それは、北井あけみ、塚田次実とともに探してきた方法です。その方法で各自各様に活動を展開してきたため、どの公演も同じメンツで展開していても一つの集団ではありません。活動記録をつけるのはとてもむづかしく感じました。しかし、少なくとも「国立ラボ」に集い稽古している期間、私たちはこの遣り方を標榜して創作していることは確かです。今関わるメンバーは、黒谷の以前の活動形態も、塚田以外は「人形演劇プロジェクト2000」も知らない世代となっています。そこで、黒谷が活動形態を変えるきっかけとなるあたりから現在にかけての出来事を記してみることにしました。詳しい公演記録は黒谷、および各自の経歴をご覧ください。拠点「国立ラボ」での活動記録はそちらでご覧ください。

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活動記録

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年/月出来事備考作品
1993年1973年旗揚げされた「銀猫商會」が実質的には集団を解消され、黒谷都個人の活動となり、移行期に入る移行期前半は、「銀猫商會」メンバーであった小川耕筰、橋本フサヨらそれぞれとユニットを組んだり外部出演をしたりして活動しているおひさまぽんち(黒谷都+橋本フサヨ)ユニット
人形姉妹(黒谷都+小川耕筰)参加、など
1994年〜1995年チェコへ研修(国際交流基金・人材派遣事業の助成)
国立演劇大学人形演劇学科学長ヨゼフ・クロフタ氏、教授ペトル・マターセク氏に師事
帰国後「genre:Gray」の基盤となる表現様式・形態にて、初のソロ作品発表。
銀猫商會+渡辺工房 企画KUROSOLO壱番『 半月』
1997年9月フランス・シャルルビル・メジエール市 国際人形演劇劇祭 招待参加(東京都歴史文化財団助成事業)KUROSOLO壱番 『半月』
1998年~2000年 「人形演劇プロジェクト2000」企画運営

ペトル・マターセク氏を講師に招き、チェコで革新されたオブジェクトシアターを学び、日本の現代人形劇を捉え直す長期WS4回を経て発表公演を持ち終了。
黒谷都と玉木暢子氏が中心となり、銀猫商會で培ってきた人脈と幅広い現代人形劇有志、賛助会員、両国シアターカイの全面的な支援によって実行された。
日本の現代人形劇を革新せしめた画期的な企画と評価される。
2001年 優秀人形劇顕彰制度において功労賞受賞

HAVVRY FORST
2000年「人形演劇プロジェクト2000」 WS参加者により、オブジェクトシアター「ヂバドロ・アノ」結成。
旗揚げ WS生:塚田次実、北井あけみ、横田桃江 、加藤知子、真田ゆきのムッシュー・ダリン=マンカイン
1999年9月人形・美術を松沢香代(造形作家)作劇・操演を黒谷都が担う共同創作ユニット「Ku in Ka」結成。六本木ストライプハウスでのKu in Ka 公演開始。以降、約隔年の頻度新作公演を発表
初回は「人形演劇プロジェクト2000」参加者が観客であり、以後は「ヂバドロ・アノ」メンバーがスタッフ参加
progressve note 0「未熟な出産」
2001年〜「ヂバドロ・アノ」メンバーからのリクエストにより黒谷都による人形操演稽古開始一部仮面などを用いた稽古から始まる。メンバーの要請により渡辺数憲氏のもとで等身大胴串人形製作を学び、その稽古が中心となる。人形は北井あけみのモデリングによる同一の頭を使用。
2002年「genre:Gray 利己的物体と奉仕的肉体によるグロテスク」始動座長猫の死去(ルバ、19歳11ヶ月)を契機に正式に「銀猫商會」を終息させ、集団名ではなく流儀名として「genre:Gray 利己的物体と奉仕的肉体によるグロテスク」を提案し活動する
黒谷都はこれ以後、ソロ活動を中心に年2回のペースで新作を発表
常に「ヂバドロ・アノ」メンバーのアシスト体制になる
2003年12月genre:Gray ​ WS実験公演『月の娘たち~α・β・γ~』操演稽古でのエチュード発表で、四体の等身大人形が同時に動く様に黒谷は感動し作品創作にひた走る。黒谷の作劇活動の始まり。
以後、辻桃江は独自に活動展開を始める(ツヂバデルコ)
辻桃江/ Round idnight
北井あけみ/幻影
塚田次実/僅かな可能性
2004年「genre:Gray 利己的物体と奉仕的肉体によるグロテスク」活動拠点、国立ラボ(くにたち−)開設。古い店舗を渡辺数憲氏を中心に床はりや漆喰壁塗りなどをやって、稽古場に改造。
「モノ語り」の産屋、遣い手の学舎として定期WS、若手育成プログラム開始。
2004年12月移行期に創作した作品をはっきりとgenre:Grayの遣り方で公演するKUROSOLO壱番 半月 2004
2005年8月Ku in Ka作品に北井あけみ、塚田次実の関与の比重が増すKu in Ka 公演:progressve note 3「黒化=ニグレド=」
2005年12月コードネームake_miya(北井あけみ+黒谷都)始動コードネームを立てて公演する方式となる
 作/出演:北井あけみ、黒谷都 コロス:辻桃江、塚田次実
 人形:北井あけみ 技術:渡辺数憲 衣装」松沢香代
 於:神楽坂die pratze
『メモラビリア』=ある鳥に関する記憶=
2005年〜2006年人形遣いの身体性に着目し、安田理恵率いる「ささらほうさら」との合同稽古開始『メモラビリア』公演後、人形遣いの身体と人形の身体を探り強化する稽古として、舞踏の基礎稽古の必要を感じ、踊りとモノを双方向から異なる視点で稽古を始める。
公演を目指さない稽古をすることに意味を見ていたが、半年経過辺りでの素晴らしい状態は後になって公演をすれば良かったと思ったものだ。何一つ記録はない。
2006年8月ake_miya いいだ人形劇フェスタ参加事前に泊まり込み合宿経て初日を迎える
辻桃江、塚田次実がコロスではなく4人の作品に仕上がる
『メモラビリア』=ある鳥に関する記憶=
2007年1月Ku in ka作品に、北井あけみ出演、塚田次実、灯参加人形遣いとしての北井あけみ、モノ遣いとして塚田次実の特徴がはっきりしてくるKu in Ka 公演:progressve note 4「循環畸系」
2007年4月ペトル・マターセク氏の招聘によりチェコ、プラハ・カドリエンナーレ(通称PQ、国際舞台美術展)人形劇ブースにて、公演と人形制作WS人形制作WS講師:渡辺数憲氏 アシスト:黒谷都
公演:黒谷都 
会場では、チェコ在住の「人形演劇プロジェクト2000」WS参加者佐久間奏多氏、および留学中の林由美氏、長井望美氏が助力してくれる
ハッピーエンドレス
2007年8月韓国コチャン国際演劇祭招待公演 Ku in Ka作品が各地で公演する始まりのはずであった。
Ku in Ka progressve note 4「循環畸系」
2008年4月銀猫商會からgenre:Grayまで作品の中心となって音を構成し、集団ではない人の集まりを緩やかにつないてくれるキーパーソンであった山口敏宏氏の突然の死
予定していた高円寺明石スタジオといいだ人形劇フェスタでのKu in Ka progressve note 4「循環畸系」公演を中止する
2008年10月「国立ラボ」公演開始
コードネームtsuGUROmi(塚田次実+黒谷都)始動
活動の停滞は山口氏の望む所ではないと話し合い、活動を再開したものの、北井あけみの家族にも不幸が起き、塚田と黒谷は北井の帰りを待ちながら寡黙に稽古を進める日々であった。公演には音遣いに横田桃江、客席係に加藤知子が参加してくれる「ないとこ」
2009年1月ake_miya「国立ラボ」公演原作:北井あけみ 作劇:黒谷都 灯遣い:塚田次実 音遣い:横田桃江
「モアレ」
2009年5月Ku in Ka 公演:progressve note 5「楽園」
2009年5月ささらほうさら 国立ラボ舞踊公演音:北井あけみ 灯:塚田次実で参加「三つ児の首っ枷〜カレも自治区、タレも自治区〜」
2009年5月調布市せんがわ劇場で、日本で初めてとなる観客対象を一般に定めた人形演劇祭を立ち上げることとなる2009年当時芸術監督であったペーター・ゲスナー氏より黒谷が提案され、玉木暢子氏松井憲太郎氏に声かけし始動
2009年5月調布市せんがわ劇場アンサンブル第7回公演で人形演劇をやることが決定
オーディションWS後、継続WS開催
人形演劇“銀河鉄道の夜”
2009年9月影絵サークルシルエットフェア結成30周年記念イベント企画 前夜祭「挑戦し続ける人形遣いたち」参加● フェイク(塚田次実)
● ハッピーエンドレス(黒谷都)
2010年1月調布市せんがわ劇場アンサンブル第7回公演作劇演出:黒谷都 
ジャバンニ:塚田次実
人形演劇“銀河鉄道の夜”
2010年1月調布市せんがわ劇場
「第1回人形演劇祭“inochi”」敢行
この辺りから、加藤知子は「ささらほうさら」の舞踏手として活動し始める1/26 ake_miya 公演『モアレ』
1/30 KUROSOLO参番『 涯なし』
フェイク(塚田次実)
クロージングル(黒谷都)
2010年10月調布市せんがわ劇場 第9回アンサンブル公演演出:ペーター・ゲスナー
人形演出:黒谷都  出演:塚田次実、黒谷都
オンディーヌ
2011年3月調布市せんがわ劇場
「第2回人形演劇祭“inochi”敢行
Ku in Ka 公演:progressve note 6「音霊=おとだま=」
ヂバドロ・アノ『ムッシュー・ダリン=マンカイン』
2011年8月韓国 アジア一人劇祭参加
春川国際人形演劇祭参加
韓国アジア一人劇祭『KUROSOLO参番 涯なし』招待参加
にて『あんちゃ』『紙』公演、「紙パフォーマンス」WS
韓国アジア一人劇祭『KUROSOLO参番 涯なし』招待参加『あんちゃ』春川国際人形演劇祭『紙』公演、「紙パフォーマンス」WS
渡辺数憲氏によるフラフラ人形制作WS
2011年11月塚田次実ソロ 国立ラボ公演あかりもり(塚田次実)
2012年3月調布市せんがわ劇場
「第3回人形演劇祭“inochi”」敢行
『銀河鉄道の夜』参加の舞踏手小倉良博をむかえ、WSを重ね、モノ造りも担いながら公演を目指した
この後、北井あけみ、塚田次実は舞台活動を休業期間に入る
長井望美が国立ラボに稽古に通いだす
<genre:Gray 利己的物体と奉仕的肉体によるグロテスク unco happy!>“モノ語り◇水仙月の四日”
2013年2月調布市せんがわ劇場
「第4回人形演劇祭“inochi”」敢行
黒谷に変わって塚田がプロデユーサーチームに入るKUROSOLO壱番 半月 ~inochi~
2013年4月月の娘たちWS~ε~長井望美開始
北井あけみ、塚田次実の現場復帰と長井望美の参加を受けて、genre: Grayを集団名といて用いる場面が増えてきたこともあり、個別名での活動の限界を打破したく、集団のあり方の混迷が始まる
2013年7月JAZZ ART SENGAWA 2013に参加「第4回人形演劇祭“inochi”」が行政の事情により終了。同時に敢行されていたJAZZ ART SENGAWA から出演要請を受ける
北井あけみと塚田次実が「Soon Kim×早川岳晴×藤掛正隆トリオと演じる
鳥DUO
2013年6月ロシア・オムスク国際人形演劇祭 招待参加「第4回人形演劇祭“inochi”」を毎回観劇してくださった演劇評論家村井健氏が日露演劇会議から3年間文化庁に申請したが落ちた結果、自費渡航で決行することとなり、単身でいける『涯なし』で参加することになった
女性最高演技者賞受賞しm以後ロシアでの招聘が続く
KUROSOLO参番 涯なし
2013年10月ロシア・サハリン国際人形演劇祭 招待参加音響とアシストに北井あけみ同行
照明:しもだめぐみ
KUROSOLO参番 涯なし
2013年11月Ku in Ka 公演六本木再開発で最後となる公演ということで、ストライプハウスでの公演の集大成を目指す
音:北井あけみ、灯:塚田次実 
progressve note 7「白比丘尼」
2014年4月山口敏宏氏追悼公演「Memoro de nia〜我らの記憶〜」2008年に公演をキャンセルした際に予約金として納めていた料金は、いつでも使うときに有効だと言ってくださった高円寺 明石スタジオで、やっと追悼公演ができた KUROSOLO四番 あんちゃ
辻桃江 『チョコボール』
ake_miya「鳥のものがたり」
KUROSOLO参番 涯なし
2014年5月ロシア・クルガン国際人形演劇祭招待参加北井あけみ上演同行
全上演作品に対してgenre:Grayとしてグランプリ受賞
音響:中村嘉宏、照明:しもだみぐみ
KUROSOLO参番 『涯なし』
記憶語り(黒谷都「顔のモノ語り」、北井あけみ「鳥のものがたり」)
2014年9月ロシア・エカテリンブルグ人形演劇祭招待参加
モスクワ・ライヴハウス、ギャラリー公演
セルビア・スボティツァ国際青少年演劇祭 招待参加作品
『顔のモノ語り』はピアニスト原田依幸氏と、『鳥のものがたり』は、伽耶琴奏者張理香氏との生演奏コラボ作品
KUROSOLO参番 『涯なし』は、特別賞 概念的且つ最高の芸術的成果に対して受賞
Ku in Ka progressive note extra『顔のモノ語り』
ake_miya『鳥のものがたり』
KUROSOLO参番 『涯なし』
2015年2月月の娘たちWS~ε~ 長井望美「国立ラボ」公演原案・演者:長井望美
操演指導・作劇・演出:黒谷都
音:北井あけみ、灯:塚田次実 
「月の仔」
2015年4月ロシア・クルガン人形劇場ガリバー「日本文化月間」前年度グランプリ受賞として招待公演KUROSOLO参番 『涯なし』
2016年6月黒谷+塚田組と北井に分かれて海外公演敢行黒谷+塚田組、ポーランド・ビリャウィストック人形演劇祭
「大人のための国際人形演劇演劇祭」招待参加塚田次実上演同行
帰りにチェコによりペトル・マターセク氏に会ってくる
北井、東サラエボ、セルビア・スボティツァ国際青少年演劇祭招待参加
KUROSOLO参番 『涯なし』
塚田次実『フェィク』
2015年9月genre:Gray企画 inochi~2015~考える手~ 敢行
当時の特設サイトはこちら
六本木ストライプハウススペースにて展示と公演をする
文化庁 助成
企画運営全てを、北井あけみ・長井望美・黒谷都でこなした
この後、中国人留学生 鄒思揚が稽古参加
n Ka公演:progressive note 8「顔のモノ語り」
KUROSOLO参番 『涯なし』
ラクマーヤ『水脈』(北井あけみ)
『譚詩〜フェィク〜』(塚田次実)
『月の仔』(長井望美)
2016年1月埼玉県富士見市文化会館「キラリ☆ふじみ」マルチホール公演
「第1回人形演劇祭“inochi”」立ち上げメンバーだった松井憲太郎氏からの要請で年1回のWSと公演が始まる
初期メンバーの小倉良博は、造園家へと転身しており参加が叶わず、女子6人で演じる新バージョンとなる
当時の特設サイトはこちら『モノ語り◇水仙月の四日』
2016年4月〜6月3ヶ月研究所構想実施『モノ語り◇水仙月の四日』の次なるアンサンブル公演を目指すために総合的な稽古を週5日3ヶ月間集中して行う。
演技=西村クラス(スタニスラフスキーシステム)
基礎身体=丹羽クラス
人形演劇に特化した稽古=黒谷クラス3枠
2016年6月ポーランド・ビリャウィストック人形演劇学校祭参加「月の娘たちWS」での結果を各国学校公演に並べて公演した。
音響として鄒思揚同行
長井望美『月の仔』
黒谷都KUROORO四番『あんちゃ』
講義「世界の人形演劇教育の実情」にて「genre:Grayの遣り方」について
2016年6月『5×5NEXT チャリティコンサート できることをできるだけプロジェクト多摩』友永詔三氏作の『卑弥呼』人形を北井あけみと塚田次実が遣う『卑弥呼』
2016年秋集団性を解消様々な歪みが現れ、北井あけみ、長井望美が独立し、集団として活動していくことは無理と結論される
genre: Grayはやり方であると改めて確認する
2016年9月愛知トリエンナーレ並行企画 名古屋ひまわりホール参加玉木暢子氏の要請により企画される

秋頃から森仁美が稽古参加
Ku in Ka 公演:progressive note 8「顔のモノ語り」
2017年2月埼玉県富士見市文化会館「キラリ☆ふじみ」マルチホール公演俳優の坂本長利氏を迎え、黒谷都、塚田次実出演
語りと人形と「夜長姫と耳男」当時の特設サイトはこちら
2017年8月埼玉県富士見市文化会館「キラリ☆ふじみ」マルチホール公演黒谷都は、これをKUROSOLO最後の公演にしようと考えていたため、これ以後、辞める辞める詐欺が始まる
秋頃から横山てんこが稽古参加
KUROSOLO参番 『涯なし』国内初の劇場単独公演
当時の特設サイトはこちら
2018年1月月の娘たちWS~η~ 森仁美、~ζ~ 鄒思揚スタート月の娘たちWS~ζ~ 鄒思揚は、間もなく舞踏に移行した。
彼の「象」という舞踏作品は、人形で取り組もうとしていたテーマを同じくする作品で、彼の日芸での卒業論文テーマでもあったオブジェクトパフォーマンスが取り込まれてた作品で会った。現在中国に帰国し稽古で作り上げた人形も用いながら活動を展開している。
2018年5月埼玉県富士見市文化会館「キラリ☆ふじみ」マルチホール公演「ヒトカタ遣い×モノ遣い」として企画し、百鬼ゆめひなgenre: Grayが併縁する
出演:塚田次実 作劇・演出:黒谷都
ヒトカタ遣い×モノ遣い
百鬼ゆめひな「創作神楽“風”」/genre:Gray「ファの行方」


当時の特設サイトはこちら
2018年9月ロシア・サマーラ国際人形演劇祭 招待参加アシスタントとして森仁美同行KUROSOLO参番 『涯なし』
2018年11月Ku in Ka 公演 黒谷松沢はKu in Ka最後の公演として臨んだ。
森仁美、横山てんこを助力として、松沢+黒谷と4人で敢行
progressive note 9 last page「森姥」
2019年4月横山てんこ公演『待つ』の稽古が始まる黒谷は2019年は試論の執筆のみでいく予定であった。もともと俳優をやっていた横山から新作稽古の話を聞いたときは、俳優がモノを使う作品かと思っていたが、丸々人形演劇作品プランでしかも稽古期間も短く大騒ぎになってしまった。
2019年8月韓国アジア一人劇祭 招待参加黒谷の辞める辞めるが怪しくなってくる
横山てんこ同行上演
KUROSOLO 赤ずきんの血族(半月の1パート)
待つ(横山てんこ)
2019年11月吉徳大光浅草橋本店「人形うらら展」特別企画思いがけず新たな展開が始まる
この公演を機に、森仁美の黒谷アシストが多くなる
当初の演目名:特別公演「市松さんだって踊りたい!?」
KUROSOLO五番 市松さん
2020年2月愛知人形劇センター主催 P新人賞2019参加新人賞 受賞待つ(横山てんこ)
2020年4月月の娘たちWS~η~ 森仁美「国立ラボ」公演コロナ禍により中止Op.0 con anima(森仁美)
2020年5月ドイツ・ボーフム国際人形演劇祭「FIDENA」コロナ禍により中止(コロナ禍により中止)
KUROSOLO参番 涯なし
2020年8月「週末ラボ」始まる森仁美が企画主任となり、国立ラボにおける定期的な小規模の公演企画「週末ラボ」を立ち上げた「Op.1 giocoso」
Op.1 giocoso(森仁美)KUROSOLO五番 市松さん
2020年10月チェコ・ピルゼン パペット&オルタナティヴ国際人形劇フェスティバル「スクポヴァ・ピルゼン」コロナ禍により中止(コロナ禍により中止)
● KUROSOLO参番 涯なし
● KUROSOLO五番 市松さん
2020年10月上演中止に伴う緊急国立ラボ公演スクポヴァ・ピルゼン公演直前中止を受け緊急公演を実施
音響:中村嘉宏 灯:塚田次実 監修」高橋浩 
2020年12月栃木県鹿沼くぐつアトリエ人形劇場「大人の時間」KUROSOLO五番 市松さん
オブジェクトシアター「銀河鉄道の夜」
2021年1月2回目の緊急事態宣言を受け「週末ラボ」中止決定
2021年2月〜国立ラボの改修作業始まる
2016年6月

公演記録

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年/月作品備考
2008年10月tsuGUROmi「ないとこ」tsuGUROmi:黒谷都(人形遣い)と塚田次実(モノ遣い)のユニット。
2009年1月ake_miya「モアレ」ake_miya:黒谷都(人形遣い)と北井あけみ(人形作家・人形遣い)のユニット。
北井が発案・人形美術製作、黒谷が作劇を担当。
2009年6月ささらほうさら 国立ラボ舞踊公演「三つ児の首っ枷〜カレも自治区、タレも自治区〜」音:北井あけみ
灯:塚田次実
2011年11月あかりもり(塚田次実)
2012年10月20日〜22日、25日〜28日、11月2日〜4日オグラ・コブラSOLO
『I DOL』
音:北井あけみ
灯:塚田次実
2015年2月7日〜11日月の娘たち~ε~発表公演
『月の仔』
原案/人形遣い:長井望美 
作劇:黒谷都
協力:北井あけみ/塚田次実/国井美和子
2020年6月5日森仁美『Op. no count vivo』東京都のアーティスト支援事業の「アートにエールを!東京プロジェクト」に投稿した作品。撮影を国立ラボで行った。
2020年8月8日、9日、15日、16日、29日、30日森仁美『Op.1 giocoso』コロナ禍により中止になった月の娘たちWS発表公演の作品と客席数を縮小して「週末ラボ」企画を開催。週末ラボVol.1
2020年8月12日ライブ配信『Op. 1 giocoso』国立ラボ初の試みとしてライブ配信を実施。
2020年8月22日、23日黒谷都『市松さん』週末ラボVol.1
2019年11月に「第八回 にんぎょう うらら展」で初上演した作品。
2020年9月12日、20日黒谷都『市松さん』週末ラボVol.2
完全予約制各回5席で開催。
2020年9月13日、19日ぜんぷくトリオ『いのちのオンパレード 大酒のみ』週末ラボVol.2
完全予約制各回5席で開催。
2020年9月26日、27日森仁美『Op.1 giocoso』週末ラボVol.2
完全予約制各回5席で開催。
2020年10月18日19日KUROSOLO 五番『市松さん〜一葉の路地裏〜』チェコ公演コロナ禍によるドタキャンに伴う、緊急激励公演!
監修:高橋浩 音響:中村嘉宏 照明:塚田次実
2020年11月28日、29日森仁美『Op.1 giocoso』週末ラボVol.3
完全予約制で、各回9名に増席。
2020年12月12日黒谷都『市松さん』週末ラボVol.4
完全予約制9席で上演。
2020年12月13日『KUDAN上映会』週末ラボVol.4
完全予約制9席で上映。週末ラボ初の映像の上映会。
横山てんこの映像作品『KUDAN』をメインに、森仁美の『Op. no count vivo』と松沢香代の『kayo's works 2020』を同時上映。

実施記録(工事中)

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年/月タイトル内容講師会場
2007年4月Tea ceremony
チェコ、プラハ国際舞台芸術祭(PQ07)での人形制作WS総合責任:ペトル・マターセク、人形製作講師:渡辺数憲、アシスト&操演指導:黒谷都
協力:佐久間奏多、林由美、長井望美
人形劇ブース
2009年4月人形製作、作品創作WS
(close)
演劇科の学生が2グループに分かれそれぞれ一体の木彫り劇人形を作る。いくつかの課題を取り入れてその人形を遣って創作する講師:渡辺数憲、アシスト&操演指導:黒谷都米国スタンフォード大学
2011年8月フラフラ人形製作WS
「紙パフォーマンス」WS
フラフラ人形を製作し皆で踊る
紙の素材を生かし演じる
フラフラ人形:渡辺数憲、操演指導:黒谷都
紙:黒谷都
韓国、春川国際人形演劇祭
2013年4月月の娘たちWS~ε~黒谷都とともに作品創作をするWS、長井望美開始
2015年2月発表公演
黒谷都国立ラボ
2016年1月ワークショップ
(open)
素材:クラフト紙
普段見慣れた素材の見方を変えて、オブジェクトシアターの入り口体験
黒谷都、北井あけみ、塚田次実埼玉県 富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ
2016年3月〜5月genre:Gray付属研究所構想、3ヶ月試行
(週5日間3ヶ月)
(close)
『モノ語り◇水仙月の四日』公演を踏まえて、基礎力強化稽古を、将来的な研究所構想を視野の入れて、まずは3ヶ月間試行する。
使い手としての全体を作り上げていく基礎であり本質である土台作り。
人形=モノを使う舞台表現を目す特殊性を持つgenre:Grayの基礎力の強度を上げる。
genre:Grayの持っている「特殊性」の正体を具体的にし、将来的には総意を明らかにする。
黒谷クラス
A:遣い手の基礎稽古
B:モノと関わる基礎稽古
c:人形操演の基礎稽古
丹羽クラス
D:基礎身体コンディショニング
西村クラス
E:スタニスラフスキーシステムによる根治トレーニング
国立ラボ
2017年1月モノ遣いワークショップ
(open)
素材:テニスボール
ボールをつかって、身体のエネルギーをモノにどのように伝えるかを探る
塚田次実埼玉県 富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ
2017年7月「胴串抱え遣い人形」体験ワークショップ
(open)
黒谷都埼玉県 富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ
2018年4月モノ遣いワークショップ
(open)
素材:ビニール袋
色とりどりのビニール袋をつかって、素材と遊びながらモノの動きを見つけていく
塚田次実埼玉県 富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ

公演記録

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年/月作品会場備考
1995年(黒谷都)チェコ研修より帰国後、現在の流儀である「genre:Gray」の基盤となる表現様式・形態にて、ソロワークを中心とした活動を開始。
1997年9月KUROSOLO壱番 『半月』フランス・シャルルビル・メジエール市 国際人形演劇劇祭 招待参加東京都歴史文化財団助成事業
1999年KUROSOLO壱番 『半月』スイス フリブール、
チェコ国内14箇所
2007年KUROSOLO参番『 涯なし』
韓国、アジア一人劇祭
2007年人形製作WS
KUROSOLO四番 『あんちゃ』
『紙』
春川国際人形演劇祭人形制作WS講師:渡辺数憲氏
紙パフォーマンスWS:黒谷都
2007年人形製作WS
KUROSOLO参番 『涯なし』
『紙』
チェコ、国際舞台芸術祭人形劇ブースで公演、WS人形制作WS講師:渡辺数憲氏
アシスタント&操演指導:黒谷都
2007年KUROSOLO参番『 涯なし』ブルガリア、ソフィアの学校祭で公演
2009年人形製作WS
KUROSOLO壱番 抜粋『赤ずきんの血族』
米国、スタンフォード大学にて公演、WS人形制作WS講師:渡辺数憲氏
アシスタント&操演指導:黒谷都
2013年6月KUROSOLO参番『 涯なし』ロシア、オムスク国際人形演劇祭 参加女性最高演技者賞受賞
2013年10月KUROSOLO参番『 涯なし』ロシア、サハリン国際人形演劇祭 参加
2014年5月KUROSOLO参番『 涯なし』
記憶語り(黒谷都「顔のモノ語り」北井あけみ「鳥のものがたり」)
ロシア、クルガン国際人形演劇祭全作品に対しgenre: Grayとしてグランプリ受賞
2014年9月鳥のものがたり(北井あけみ)
顔のモノ語り(黒谷都)
ロシア、エカテリンブルグ国際人形演劇祭(顔のモノ語り)演奏:原田依幸(ピアノ)
(鳥のものがたり)演奏:張理香(伽耶琴)
2014年9月鳥のものがたり(北井あけみ)
顔のモノ語り(黒谷都)
ロシア、モスクワ・べリャエボギャラリー、ライヴハウス DOME
2014年9月KUROSOLO参番『 涯なし』セルビア、スボティツァ国際青少年演劇祭 招待参加特賞=概念的且つ最高の芸術的成果に対して=受賞
2015年4月ガリバー劇場作品「かぐや姫」創作ロシア、クルガン、ガリバー劇場演出:西村洋一 人形/舞台美術:渡辺数憲
人形演出:黒谷都
2015年4月KUROSOLO参番『 涯なし』ロシア、クルガン市「日本文化紹介」にて公演
2015年6月KUROSOLO参番『 涯なし』
塚田次実『フェィク』
ポーランド、ビリャウィストック 大人のための国際人形演劇祭 招待参加
2015年6月ake_miya『鳥のものがたり』(北井あけみ)東サラエボ国際人形演劇祭、セルビア、スボティツァ国際青少年演劇祭 招待参加
2016年6月長井望美 月の娘たち WS~ε~作品『月の仔』
KUROSOLO四番 『あんちゃ』
ポーランド、ビリャウィストック 国際人形演劇学校祭 講義:黒谷都「genre:Grayの稽古の仕方」
2018年9月KUROSOLO参番『 涯なし』ロシア、サマーラ国際人形演劇祭 招待参加
2019年8月胴串遣い人形WSオランダ、アムステルダム ウルリケカンパニー
2019年8月 KUROSOLO壱番 抜粋『赤ずきんの血族』
横山てんこ『 待つ』
韓国、コチャン・アジア一人劇祭